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週刊!繁盛店づくり

スタッフを雇うと貰える助成金がある!?

更新年月日|2015年5月25日

助成金

お客様が増えてきてスタッフが足りない!

そんな嬉しいながらも切迫した悩みを解決するには、やはり優秀なスタッフの方の採用を進めるのが一番でしょう。
前回、創業に関する助成金の事を説明しましたが、店舗を構えた後でも受給出来る助成金があります。特に「従業員を新たに雇い入れるための助成金」は12種類にものぼります。

そもそも助成金とは何なのでしょうか?

助成金は「融資」と違って、国から返済不要でもらえるお金です。労働政策に基づいて導入した制度を、現場で実行した際に助成金として補助されます。また、主な対象は中小企業ですが、個人事業主のオーナー様も可能です。つまり、法人化されたサロンさんや個人事業の場合ももらえる権利があるのです。

それでは助成金をもらうことができるのは、どういったサロンが対象になるのでしょうか?

助成金の財源が雇用保険となっているので、雇用保険に加入していなければならないという条件があります。また、それだけではなく「滞納していない」ということが必要となります。そして基本の労務管理がしっかり出来ている会社であること。たとえば従業員の労働契約書や賃金台帳、ほかに出勤簿などが管理されているということが必要条件となります。これらの条件のように、助成金をもらうためには労務管理の整備がそれなりに出来ていることが必要となります。

以上の点を踏まえたうえで、注目して欲しい助成金をいくつかご紹介します。

  • 特定求職者雇用開発助成金 ⇒ 母子家庭の母などの就職困難者を雇い入れる(1年間の間に90万円支給)
  • 地域雇用開発奨励金 ⇒ 雇用機会が特に不足している地域で、その地域に居住する求職者等を雇い入れる場合(50万円〜800万円。設備の規模と雇用人数に応じて増加)
  • トライアル雇用奨励金 ⇒ 安定就業を希望する未経験者を試行的に雇い入れたい(支給対象者1人につき月額4万円)

助成金、と聞くとどうしても面倒…というイメージがあることと思います。

「申請の過程がとても複雑であること」や、「パンフレットの用語が分かりづらい」などが原因ですが、条件さえ満たしていればほぼ確実に受給できるので、こんな嬉しいことはないですよね。
「母子家庭の母を雇用するための助成金」は美容室やエステサロン経営者には、見逃して欲しくない情報です。他にも国は就職率の増加のためにさまざまな助成金制度を設けており、障がい者を雇い入れるための助成金や、沖縄県特有の助成金なども存在しています。店舗の規模を大きくするために人を雇用しなければならない場合、返済しなくても良い助成金という制度をチャンスがあるのならば積極的に活用しましょう。人に関して、何かしらのアクションを起こすとき。そのアクションを起こす前に助成金の受給可能性がないのか、チェックすることをおすすめします。
助成金については近くの労働基準監督署や厚生労働省のサイト、ハローワークなどで情報を入手することができます。助成金の種類、受給要件は随時見直しが行われているので、気になったときにその時の情報をチェックする必要があるので要注意です。

スタッフが増えたら『ホットペッパービューティー』のスタッフ紹介ページに掲載してみるのもいいかもしれませんね。多彩なスタッフ陣をアピールすることで、より幅広い層のお客様を獲得することができるでしょう。 スタッフの増やし方が分からない。なにをウリにしたらいいのか分からない…。ご安心ください!ホットペッパービューティーでは集客だけでなく、求人のお手伝いもさせていただくことができます。お悩みの方はぜひ一度営業担当にご相談ください。

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