ホットペッパービューティーに掲載する前の注意点

週刊！繁盛店づくり

更新年月日｜2018年12月31日

新規顧客を集客する目的として、ホットペッパービューティーに掲載し始めるサロンさんも増えてまいりました。自店独自で広告を出すことを考えると、ホットペッパービューティーは費用対効果が高いため、利用者さまの満足度も高いようです。

しかし、中には「ただ掲載さえすれば、すぐに新規のお客様を集客できるだろう」と考えている方もいるようですが、それは大きな間違いです。

掲載されているサロンは数多く、その中の競争を勝ち抜いていかなくてはなりません。そのためにはどのような努力が必要なのでしょう。
できれば幅広い年齢層のお客様に、来店してほしいと思うお店は多いと思います。しかしその結果、掲載するキャッチコピーも、「幅広い年齢層のお客様から人気の…」などといった、ありきたりの文言になっているのではないでしょうか。
これではどの年齢層のお客様の心にも響かず、サロン詳細ページまでたどりついてもらうことができないでしょう。

掲載する以前の問題ですが、まず自分のお店が「どのような顧客層をターゲットにしているのか」についてしっかりと決めておくことが重要になります。
集客したい顧客層を明確にすることで、掲載する内容もハッキリと定まってきます。

たとえば「30代・40代に人気」「スカルプが得意なサロン」「憧れの小顔ヘアに生まれ変わる」などというように、ターゲットを絞ったキャッチコピーを使用することで、お客様もこのお店はなにが得意なのか、どんな年齢層のお客様が多いのかなどを一目で理解することができます。

まだハッキリとイメージできていない場合は、お店の特徴を箇条書きにしてみていくと、だんだんイメージがつかめてきます。キャッチコピーが明確になることで反応も変わってくることでしょう。

ホットペッパービューティーをチェックして来店するお客様は、必ずといっていいほど写真をチェックしています。

数多くのお店が掲載されているホットペッパービューティーでは、写真のクオリティが集客の明暗を分けるといっても過言ではありません。
スタイル写真の統一感がなかったり、店内写真が暗すぎて分かりづらいなど、お客様に不安を感じさせてしまう写真は避けるようにしましょう。
また、店内の写真はたくさんのアングルのものを掲載しておき、スタイル写真と併せて施術写真も載せるなど工夫すると良いでしょう。

もっとも大切なのは、コンセプトに合わせた写真を掲載するという点です。

たとえば30代や40代向けがコンセプトであるにも関わらず、店内写真はカジュアルすぎる、スタイル写真は明らかに若齢層向けだったりすると、その写真を見た30代40代のお客様は躊躇してしまうかもしれません。
キャッチコピーを見たお客様が、違和感を抱かないような写真にすることが大切です。ネット広告は一瞬で候補から外されてしまうので、第一印象で違和感を抱かせないようにすることが必要です。
ホットペッパービューティーでお店を検索して詳細をチェックしたお客様は、次はお店の雰囲気やスタッフはどんな人がいるのかをチェックしたくなります。
ホットペッパービューティーはスタッフを紹介できるページもありますが、どんな人柄なのかまでは分かりません。ブログでスタッフの日常を掲載しておくと、お客様の不安を解消するために役立ちます。

また、ホームページを開設しておくことも必要です。

ホットペッパービューティーを見て、さらにお店のことをしりたいと思ったときにチェックするのが、お店のホームページです。
お客様はさらに細かな内容を知りたいと思って検索してきますので、完成度の高いホームページを作成しておきましょう。

ホットペッパービューティーに限らず、どのような広告でも同じ内容のものを掲載しつづければ、更新していないことがお客様にわかります。常に新しい情報を更新することで、お客様にも新鮮さをアピールすることができますので、継続して努力することが大事なのです。