更新年月日|2019年6月10日
ホットペッパービューティーご掲載のサロン様でも「増税に対して他店でどのように対策していくのか」「価格を上げてもお客さまは来てくれるのか」など不安に思われている方も多いようです。
とはいえ決まってしまったものは仕方ありません!増税に対してどう切り抜けていくか、ポジティブに前向きに取り組むことが大事だと思います。
消費税が10パーセントになることで、まず懸念されることとしては、前出でもありましたがカスタマーの消費活動が落ち込んでしまうではないか…ということですよね。今まで1080円だったものが増税後には1100円になるので、単純に値上がりしたように感じてしまいます。これはエステ・ネイル・マツエク・リラクゼーションなどの美容にかかるお金だけでなく、ほぼ全てのものが値上がりした感覚になってしまうので、生活費全体の節約を考えて『買い渋り』が起こる可能性があります。
そこで政府は消費活動の落ち込みを防ぐために中小企業基本法上の中小企業を対象に(課税所得が15億円を超える中小・小規模事業者は対象外)、キャッシュレス化で決済手数料補助をおこなうことが発表されました!
クレジットカード・電子マネー・QRコードなどのキャッシュレス決済を導入・利用した場合、政府から認められた『キャッシュレス認定事業者』の決済システムを利用している小売店に限り、手数料負担がこれまでの2/3になります!ホットペッパービューティー掲載サロンでも多く利用されているエアペイももちろん『キャッシュレス認定事業者』です。例えばエアペイでは3.24パーセントの手数料が、増税後には2.16パーセントになるのです!(※上記施策は2020年6月末までの予定だそうです)
さらにサロン側だけにお得があるのではなく、カスタマーにもキャッシュレス化のメリットがあるのはご存知でしょうか?
カスタマーはクレジットカード・電子マネー・QRコードなどのキャッシュレス決済をすると、5パーセント分のポイントを受け取れるのです!つまり、キャッシュレス決済を導入していないサロンであれば、カスタマーは消費税10パーセントを負担せねばならないところを、キャッシュレス決済導入サロンであればお会計金額の最大5パーセント分のポイント還元があるので、実質5パーセントの負担で済むのです!(※上記施策は2020年6月末までの予定だそうです)
と、いうことはキャッシュレス決済をすることでお得にサロンに通えるのであれば、キャッシュレス決済を導入しているサロンにカスタマーは集中する、ということになります。
ホットペッパービューティーの「こだわり条件」検索でも、「カード支払OK」など選択してお店を探せる機能もすでにございます。いまや「サロンに行く前にお金を下ろしておかなきゃ!」という考えも古い時代なのです。私もコンビニや自動販売機はもちろん、雑貨店やカフェで電子マネー機能があると財布を開かず「ピッ」とかざしてお会計を済ませてしまいます。オートチャージで自動的にチャージされる方法だけではなく、都度お金を電子マネーへ入金する方法があるので、「いつの間にか使いすぎちゃって・・・」という心配も個人的にはありません!
皆様もご存知かと思いますが、中国をはじめ現金を持たない文化をもつ国もたくさんございます。きっと日本も近い未来、現金を持たない文化が訪れるはずです!
世の中で当たり前になってから導入するよりも、先見の明でいち早く導入し、さらに今後やってくる10パーセント消費税増税対策というピンチをチャンスに切り替えていただきたいです!
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