勝ち組サロンをつくるには? | ホットペッパービューティーへの
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更新年月日｜2014年7月14日

理美容室、ネイルサロン、エステ、リラク、まつげなどなど百花繚乱の様相を呈している美容サロン業界。 毎年次々と新しくサロンがオープンしており、ホットペッパービューティーの掲載数も非常に多くなっています。また、細かく専門領域がセグメントされていくと同時に、少子化・高齢化の二極化が進みマーケットはお客様の取り合いになっています。厳しい競争が続くなか、果たして勝ち組に、そして地域ナンバーワンサロンになるにはどうしたらよいのでしょうか。ホットペッパービューティーの掲載サロンを考察し、ご説明していきます。

まずは、「サービスを磨く」ことです。このコラムでも再々言ってきましたが、よほどネームバリューやブランドがない限りひとつのサービスだけで生き残っていくことは困難な時代です。美容室、理容室といった従来の業態でもネイルやアイビューティ、ヘアセット、着付けなどといったプラスアルファのメニューを用意して付加価値を高め、来店頻度と単価アップに努めるべきです。

実際にシャンプー中に頭皮マッサージがサービスされたり、カットの途中でハンドマッサージがついてきたり、といったサービスのサロンが増えています。サービスについては、ホットペッパービューティーでは積極的に伝えていきましょう。機能の１つの「ブログ」に書くのも一つの手です。集客力が高いサロンの特徴として、サービスの魅力をしっかり伝えられていることが挙げられます。お客様は、他にないサービスを見つけることがサロンに興味を抱くきっかけにもなります。

また、内外装に力を入れるサロンもあります。清潔感や雰囲気の良さはお客様がサロンを選ぶ際に重視する要素の１つです。特にエステサロンではよく雰囲気が重視されており、内装にテーマを設けているところもあります。例えば海や砂浜をモチーフにした内装や個室にすることで、お客様はリゾート気分を味わうことができ、よりリラックスして施術を受けることができます。

営業時間を延長し、早朝や深夜にも対応したりという工夫に取り組むサロンもあります。お出かけ前やお仕事終わりにも通うことができ、集客力をアップさせることができます。

その他にも、変わったところでは個室があったり、PCやDVD完備、キッズルームなどを設置するサロンも。付帯サービスでできることをどこまでやれるか、は店長（オーナー）の気持ち次第です。こだわりを強く持つことで差別化を図りましょう。

もうひとつは「技術を磨く」ことです。当たり前のことのようですが、ここが実は失客を防ぐ最大の攻撃なのです。サービスや内装も大事ですが、やはり「技術力」が最も集客力を左右させます。いくらお気に入りのサロンだといえ、1年で6回～8回ほど利用していくと、自宅の最寄りに新しいサロンができるとちょっとした浮気心が芽生えるもの。そんなときでも“行きつけ“の店の技術が高ければ、きちんと戻ってきてくれるはずです。基本的な技術を磨いておくことの必要性はこういうところにあります。関係性を築いておくとよいでしょう。築くためにはお客様をよく知っておくことが大切です。来店時は丁寧にカウンセリングを行い、来店後もアドバイスをしてあげましょう。ホットペッパービューティーにはお客様にメッセージを送信できる機能があるので、それを活用してしっかりアフターフォローを行いましょう。

そして「あらゆるニーズに応えられる」ようにテクニックを磨いておけば、地域に住むさまざまなお客様のニーズにお応えすることができます。老若男女、すべてのお客様を対象にできること…それこそが地域一番店、つまり勝ち組サロンになるための必要最低条件ではないでしょうか。