自分のサロンの強みの見つけ方

週刊！繁盛店づくり

更新年月日｜2018年3月12日

ホットペッパービューティーには多くのサロンの広告が掲載されています。

しかしどこも似たようなメニューばかり…競合店も多い…。自分のサロンは特別な要素なんてないし…。と、嘆いてらっしゃいませんか？しかし「特別」じゃないサロンは、存在しません！
毎月売上がある限り、お客様はホットペッパービューティー内でも数あるサロンの中からあなたのサロンを選んでわざわざご来店くださっているのです。あなたのサロンの「何か」を支持してくださっている証拠ですよね。
それでは、あなたのサロンの強みとは何なのでしょう？今回は強みを見つける方法をご紹介します。

自分のサロンの強みなんて分からない…

そんな方がたくさんいらっしゃることと思います。そんな方はぜひ、「自問自答」をしてみましょう。そして、競合店と比較してみるのです。あなたのサロンで人気のメニューはどれですか？最近特に人気が出てきたメニューはありますか？メインとなるお客様はどんな方ですか？それでは、最近増えてきた客層(年齢・趣味・生活スタイル・服装など具体的に)はどんな方ですか？今までお客様から頂いた喜びのお言葉はありますか？競合店から自店に来てくださるようになったお客様の言葉を思い出してみてください。あなたのサロンの悪い点・弱みを挙げてみてください。

じゃあその悪い点・弱みを良い点として言い換えるとどうなりますか？お客様が他のサロンではなくあなたのサロンに行かなければならない理由は何ですか？その理由は？その具体的な根拠や事実は？…―など、紙に書き出してみてみましょう。

自問自答して、改めて見つめなおすことによって「自分のサロンの良さ」が見えてきます。「自分のサロンの良さ」とは他と比べてNO1というわけではありません。他のサロンにはないONLY1のもの、もしくは他のサロンよりも少しだけでも突出していること…それがあなたのサロンの強みになります。それが自分自身にとっては欠点であっても、見方を少し変えるだけで意外と強みになることもありますよ。

たとえば、実際にこんな例があります。

とあるサロンは最寄りの駅から徒歩で30分以上かかるので、「駅から遠い」という決定的な弱みがありました。そこで視点を逆転して、仕方なしに駅までの送迎をすることにし、「駅までの送迎がありお姫様気分になれるサロン」と掲載しました。すると予約が今までの何倍にも増えたそうです。

ホットペッパービューティーでの広告掲載において「キャッチが重要」というのは皆さまご存知かと思います。お客様がキャッチを見て「？？？」となれば、どんなサロンなのか気になってクリックしてくださりますよね。
他のサロンとただ張り合ってもライバルが増えるだけなので、他にはない「自店だけの何か」を強みにしましょう！「ないもの」に嘆くのではなく、「あるもの」に目を向けてみるのです。そうすることで他店と違う土俵で戦うことができるので、ライバルをぐっと減らすことができますね。

そのためには競合店の特徴をしっかり把握しておく必要もあります。近隣のサロンは、どんな特徴が多いのか？逆にどんなサロンは少ないのか？一番、二番、三番に人気のあるサロンはどこなのか？
自分のサロンと比べて、もっと伸ばしたほうがいい強みや、取り入れられそうな競合店の強み、自分のサロンだけ、と差別化できそうなところはないか？徹底的に調査することで、差別化できるポイント、あなたのサロンの強みが明確になります。

あなたのサロンの強みは見つかりましたか？…といっても、強みというものはそう簡単には見つかるものではありません。ですが、強みがなければお客様はあなたのサロンを選ばれないですよね。お客様が来てくださる。そこに自信をもって、しっかりと自分のサロンの強みを見つけ出して集客アップに活かしてみてくださいね。