更新年月日|2017年4月24日
普段、スーパーや街中でお買い物などをする際、「298円」や「3980円」など、キリの悪い数字になっている価格を多く目にします。
テレビ通販などの価格も、このようになっていることが多いですよね。 どうして、キリのいい価格ではなく、あえてキリの悪い価格に設定されているのでしょうか?
あえてこの価格に設定するのは、「端数価格効果」といわれる心理トリックが使われているからなのです!
ある研究によると、「2500円相当」の価格に、2980円の金額をつけると、「3000円から20円も値引きしてある!」と考える人が多いそうです。
逆に、2020円に設定した場合だと、「2000円に20円も値上げしたんだ!」と考える人が多いそうです。金額を高く設定している方が、お得に感じる人が多いとはびっくりですよね。
この心理学のトリックは、キリの悪い数字にすることで、お客様には「頑張って価格を下げました!」というお得感を感じてもらえるようです。お得感を煽ることにより、一層購買意欲を高めているんですね。
最近ではよく、大手マッサージサロンや、定額性のメニューを行っているネイルサロンなどでも、この端数価格を取り入れているサロンが多くあります。 サロンメニューの価格設定の際、500円単位などで価格調整を行うサロンさんが多いように感じますが、あえて20円のみの値下げの方が効果が出るとなると、ありがたい話ですよね。
是非、新規集客にお困りのサロン様などは、価格設定の際に取り入れてみてはいかがでしょうか?「今月限定」や「時間帯限定」など、制限を設けた限定のクーポンなどには特に効果があるかと思います。
クーポンタイトルの文面だけでなく、価格からもお得感を出し、打ち出しを行っていきましょう!
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