エリアの特徴_新宿後編 | ホットペッパービューティーへの
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更新年月日｜2017年11月23日

前回に続いて新宿をご紹介します。前回のおさらいから。新宿は日本だけでなく、世界的にも知名度のあるエリアです。各方面によって雰囲気も人の数もサロンの数も大きく変わるのが特徴的でした。超高層ビル群がありサロンが少なくビジネス向けの西新宿エリア。ビジネスマンが多く、サロンを開く場所が少ない出店は難しそうなエリアです。あまりにも物や娯楽に溢れている歌舞伎町エリア。雑居ビルが立ち並ぶ夜の街ですが、昼間も観光客は多くいるので観光客向け集客をしてみるのもいいかもしれません。

さて今回は新宿3丁目と新宿南口をご紹介します。

①新宿3丁目
新宿駅から東へ伸びる新宿通りを500ｍほど進むと、新宿3丁目駅があります。伊勢丹、マルイなどの大型商業施設が並ぶ、いわずと知れた新宿の顔が「新宿3丁目」です。観光客はもちろんですが、学生から年配の方まで多くの年齢層の方が見られるエリアになっています。サロンの分布ですが、新宿駅まで歩いて数分なので3丁目だけの分布というよりは新宿東口の分布になります。新宿東口のサロンは美容室・ネイル、まつげ・リラク・エステともに100店舗前後存在します。リラクゼーションサロンが同じビルに3店舗あるような場合があるほど激戦区です。やはり大手サロンがかなりの数を占めます。

新宿区でもかなり土地の価格が高いのが新宿3丁目です。その額なんと平均で1坪3700万円・・・1坪9000万円の場所もあるくらいなので新宿区ではダントツの地価です・・・家賃もかなりの額になることでしょう。その分集客はできるのですが・・・

②新宿南口
新宿南口といえば最近、「バスタ新宿」が完成して話題になりましたよね。バスタ新宿は1日に1600本以上ものバスが発着しており、39都府県300都市をつなぐ拠点として機能している巨大バスターミナルです。最近再開発が活発だったのが南口エリアで「ミロード」「ルミネ」「ミライナタワー」「タイムズスクエア」「高島屋」など有名な商業施設が多くあります。こちらはターゲット層が決まっているらしく、「大人女子」「交通利用者」「訪日外国人」を集客する施策が取られています。年齢層や道行く人々のタイプが明確なのが理由ですね。大人女子向けサロンや長距離移動でお疲れの方向けのサロンなどのニーズがあることが予想できます。サロンの分布ですがサロン自体の数が比較的少なく、大きな施設内のテナント営業が多く見られます。ある程度再開発を終え小奇麗な街並みを意識しているエリアなので、出店場所が少ないのも特徴のひとつに挙げられます。

また、代々木方面まで200メートルほどしか離れておらず、その間にサロンはほぼ存在しません。ちらほらと住宅街や高層マンションが見え始め、ホットペッパービューティーに掲載していない個人サロンなどが見られます。

いかがでしたでしょうか。新宿3丁目は多くの人が行き交う絶好の集客エリアではありますが大手サロンが良い位置を陣取り、物件探しに苦労します。老若男女行き交うエリアなので、価格設定はターゲット層をしっかりと絞ってそのターゲットのために設定しましょう。開発のスピードが速いのも3丁目の特徴といえますので、今後新たに建設される施設にもしっかりと目を光らせておきましょう。 新宿南口はバスタ新宿完成後全国各地からの旅行者が集まり、逆に地方へのバス利用をする外国人観光客も増えました。

日本人ならなじみの深いものになってきたホットペッパービューティーなどのネット予約ですが外国人は使いませんよね。今や年間で2000万人以上もの外国人が日本へ訪れる時代になったのに、彼らを集客しないのはもったいないですよね。そのためにも今一度観光客がよく見る媒体は何なのか、考え直すのもいいのではないでしょうか？