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週刊!繁盛店づくり

ホットペッパービューティーから学ぶ長く通いたくなるサロン作り

更新年月日|2017年12月5日

ネイルサロン

新規のお客様は多いけど、顧客にならない。どうしたら、長く通っていただけるサロンに出来るかがわからない。自分のサロンの何が駄目なのかわからない。そう仰るオーナーさんや店長さんは少なくありません。

自分のお店のことになると、急に感覚が麻痺する事ありますよね。ホットペッパービューティーでは長く通って頂けるお客様を増やすのが上手なサロンが沢山掲載されています。その中からいくつか方法をピックアップしてみましょう。

まず、自分の店のことをはっきり駄目だししてくれる人を集めましょう!一般のお客様だとなかなか「こうして欲しい」と思う事や、気になる所を指摘しにくいものなのです。なので、お友達や身内に頼んで駄目だしをして頂きましょう。よくエステに行くお友達でも良いです。きっと自分自身では気付かない箇所が沢山出てきますよ。その時に駄目だしだけでなくこのサロンのいい所もお伺いしましょう。よく褒められる箇所がそのサロンの強みとなるので更によさを深めるといいでしょう。これを本当はオープン前のプレオープンでするとベストです!ただ、もうサロンを始められている方も今からでも遅くありません。是非試みて下さい。

次に、長く通いたくなるサロンとは、「飽きない」サロンです。勿論お客様と関係性をしっかり築きあげているサロンが一番長続きするのですが、お客様に新鮮味を感じて頂く事も長く通って頂ける秘訣なのです。例えば「○月限定メニュー」など毎月違う内容のクーポンで、通常メニューの組み合わせクーポンを作成されているサロンさんがいらっしゃいます。そうすると、普段選ばないメニューを体験し、そちらを気に入っていただければ単価UPも期待出来ます。後はメニュー数が少ないサロンでしたら、新しい技術や機器を入れたりしメニュー数を増やして行くのも手かもしれません。他にも期間限定で通常のオイルをアロマオイルに変更可能システムにして反応がよければ今後単価UPに繋げてはいかがでしょうか。

次に長く通いたくなるサロンとは、「節目に特典がある」サロンです。例えばスタンプカードを発行し、3回目、5回目、10回目に特典があるシステムにします。マーケティングの統計的に、3回ご来店して頂いたお客様は固定客になりやすいです。3回目に10分延長特典や、5回目にヘッドマッサージプレゼントなどを作成するといいでしょう。500円ほどの割引クーポンだとあまり次回ご予約に繋がらない傾向があります。1000円割引だと反応は大きいですが、サロン側の負担もその分多くなってしまいます。10回目など、多くご来店していただき固定客になったお客様に、特別なプレゼントとしてとっておく方が良いかと思います。

最後はサービス面です。長く通いたくなるサロンは施術は勿論、行きたくなるサロンでないといけません。居心地が良く、癒され、笑顔になるような、そんなサロンには長く通いたいと誰もが思うはずです。お客様一人一人ご来店の理由はバラバラなはずです。綺麗になりたいという思いの他にも、喋ってストレス解消したい方や寝て癒されたい方などお客様それぞれの求めている事をヒアリングでしっかり聞き、お客様の居心地の良い空間作りをする事が一番です。

他にも冬には温かいタオルをご来店時にお渡しし、お客様がお手洗いから戻られたらタオルをお渡しする、ウェルカムドリンクをご用意するなど少しの気配りが次回ご予約に繋がるのです。そこまでしてくれるの?とお客様に思っていただけて初めておもてなしという域に達します。他の店舗でもやっている事はサービスであり、+αがおもてなしとなります。長く通っていただくサロン作りは、入店から退店された後もどれだけお客様のお気持ちに添えられるかで決まるのではないでしょうか。

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