ネット、雑誌、テレビ、どれが効果的？

週刊！繁盛店づくり

更新年月日｜2015年2月23日

サロン経営、お金をかけて広告するなら効果的にやりたいですよね。「集客」のために宣伝する方法はかなりたくさんあります。ターゲット層やサロンの方針に沿った方法をしっかり選ぶようにしましょう。そのためにも、それぞれのメディアについて特徴や、向き・不向きを把握しておく必要があります。今回はひとつずつご説明していきます。

■まずは「インターネット」です。

いわゆるポータルサイトと呼ばれるもの。美容関係や飲食店など、業種ごとにたくさんの店を紹介してくれる場所です。人気がないサイトからは本当に問い合わせすら来ません。また、料金が安いからといっていくつものサイトに契約すると管理が大変です。予約の連携システムがないとダブルブッキングしてしまう可能性もあります。そうなるとお客様からのクレームにつながることもあるので、メジャーなところを数箇所に絞り込んで掲載するのがよいでしょう。

美容サロンを宣伝する場合は、最大手サイトとしてホットペッパービューティーが挙げられます。ホットペッパービューティーの掲載内容は、「特集」「フォトギャラリー」「クーポン・メニュー」「ブログ」「口コミ」などさまざまなページがあります。掲載料そのままで、さらに、売上管理・顧客管理・分析機能などたくさんの便利な機能が備わっています。分析機能は客層や予約率、クリック数などかなり細かいデータまで出すことができます。広告掲載だけでなくデータを分析しながらサロンの方向性を固めていきましょう。データに基づき自分のお店を成長させる姿が見れることは一生使えるデータになれそうですね。

■次に「雑誌」です。

割引券ばかりを集めたクーポン誌と呼ばれるものと、取材系と言われるものがあります。クーポン誌は掲載が有料となります。安さ重視のお客様が多いのでリピートにちょっと結びつきにくいかもしれません。1度来ていただいた方にはリピートしてもらえる接客・サービスをする必要がありそうですね。取材系は特集記事や人気スポットなど取材形式で掲載する雑誌で、読んだ人が来店に結びつく可能性はかなり高いと言えます。広告でない場合は基本無料です。また有名雑誌の場合は店の価値も高まります。競合雑誌が多いので、ポイントはターゲット年齢層に見合った雑誌を選ぶとよいです。

ホットペッパービューティーにも本誌付き広告掲載プランがあります。街中や駅構内などでラックを見かけたことのある方も多いのではないでしょうか。本誌を手に取る方は、比較的年齢層が高めの傾向が見られます。ですので、ターゲット層が30～40代のサロンにとっては本誌の発行は効果的であると言えます。

■最後に「テレビ」です。

やはりその効果はどの媒体よりも絶大。放送されようものならその瞬間から電話が鳴りやまず、丸一日電話対応に追われます。万が一テレビの放送が決まったら、まずは電話回線を増やすなど、スピーディな対応の仕方を考えましょう。先方からの取材依頼という形の場合は無料です。

以上が代表的な広告媒体になりますが、もちろん店の形態やお客様の層、タイミングなどによって向き不向きやその効果は違ってきます。あなたの店の状況をしっかりと考えた上で検証しましょう。また、雑誌やテレビなどのメディアで取り上げられたら、ホットペッパービューティーでそのことをアピールすることができます。たった一文だけで「クーポン」のクリック数が挙がるので、積極的にアピールしていきましょう。