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更新年月日｜2014年8月11日

年々あちらこちらでサロンがオープンし、その数は増え続けています。中でも、やはり人気の場所というものはあり、サロンが比較的多いところがいくつかあります。これまで美容室やネイルサロンが集まっていた代表的なエリアといえば、青山や表参道でした。しかし、ここにきてなぜか『銀座6丁目』が美容サロンのメッカになりつつあることをご存知でしたか？銀座といえばオシャレなイメージを抱いている方が多いでしょう。銀座マロニエ通りを中心に、高級ブランドが軒を連ねています。そのため、美への意識が高い女性が多く訪れる街であり、美容サロンの数も多くなっています。そんな銀座の中でも銀座６丁目が、ここ数年、意欲的に出店攻勢をかける個性的なサロンチェーンが続々と出店しており、ホットペッパービューティーへの掲載数も増加しました。一様に「事業の集大成」「大きなチャレンジ」と意気込まれており、かなり活性化しています。

またこの流れは美容室だけではありません。美容周辺アイテムを扱うショップも移転、出店が目立ちます。『サンタ・マリア・ノヴェッラ銀座』がその代表格です。某美容室をオープンさせたチェーン店オーナーは「銀座6丁目に決まるまで10ヶ所ほど物件にあたりました」といいます。

◉顧客のライフスタイルにあわせて…
多くのサロンが口にするのは「美容に最もお金をかけるバブル前後の世代が40代になり、好む街やサロンも大人仕様であることが求められるようになってきた」ということです。なるほど確かに原宿、青山、表参道で20代～30代を過ごした層も、そろそろ「本物」「本格」を求め出してもおかしくありません。需要をしっかりと見極め、それに供給できるように展開していく必要があります。そうなると東京ではやはり銀座ブランドが強いということになります。 そういうこともあり、銀座６丁目の人気が高まっているのかもしれません。

◉街そのものも大きく変わっていく…
銀座6丁目といえば松坂屋銀座店跡の再開発が話題です。2017年にも銀座地区最大の商業施設「GINZA SIX」が開業されており、この先しばらくは賑わいが続くでしょう。この「GINZA SIX」の影響は非常に大きく、さまざまなカルチャーのお店が入っているため、幅広い人々がここに集まります。人の流れも大きく変わり、いずれ銀座内では比較的手ごろといわれる賃料も上がっていく兆しがあります。そういうこともあり、いまのうちに…という動きになっている面もあります。

美容の世界は当然ながらトレンドに敏感です。ちょっとした時代の流れ、空気の変化をキャッチアップして、次にくるロケーション、次にくる技術を先取りすることが長く続くサロンにとっては必要なことなのかもしれません。常に先取りしておくのがベストです。他店との大きな差別化を図ることができます。しかし、先取りすることは容易なことではないですよね。例えば、方法としては、現在海外で流行しており、日本にも入ってきそうなものに目を付けておくことが挙げられます。

また、新しくサロンをオープンする場合、場所をどこにしようか決まっていなければ、とことんそれぞれのエリアの情報を調べるようにしましょう。ホットペッパービューティーの掲載店を見ていても、エリアごとに掲載数やサロンの規模、雰囲気は大きく異なります。それだけでなく、お客さまの面でも、客層や単価、来店客数が異なります。銀座で人気なサロンが渋谷でも同じように集客できるか、といったら、そうではないのです。やはりエリアの情報を知っておくことが不可欠になります。ホットペッパービューティーで気になるエリアを検索し、ページを眺めて考察してみるのも一つの手ですね。掲載数が業界No.1なので、多くの情報を得られます。是非参考にしてみてください！