更新年月日|2020年9月9日
ブログは日常を彩った記事や集客の為に、お店のいい所を紹介したりと色々な使い方があります。ブログは素人の方にとっても凄く使いやすいものなのですが、よくサロン様からお伺いするのが「ブログの内容が決まらない」「書き方がわからない」「集客につながらない」のお言葉です。
よく集客の取れているサロンはブログの投稿数も多い傾向があります。
ブログで新規集客するという事は、とても難しいのです。まず自分のページを見つけてもらわなければならない。且つ魅力を伝えて予約まで行き着く流れを作らなければいけないのです。それをブログ初心者の方がやろうとしても中々集客まで結びつくのは難しいでしょう。そこで今回「ブログ初めてでも集客出来る書き方」をお伝え致します。
美容サロンがブログを書くときのポイント
よくブロガーと呼ばれる方でご自身の似顔絵やキャラクターを載せて、自分の顔を載せてない方が多く見られます。顔を出すという事にとまどいがあったり、怖かったりするかもしれませんが、お客様は顔もわからないサロンに行く事の方が怖いと思いませんか?何されるのかわからない、マンションの一室サロンとかなら尚更です。実際に、スタッフの顔写真を掲載し始めたサロンがグンっと新規客数が伸びた実績もあります。
会話をする時でも「結論何が伝えたいのかわからない」という方たまにいらっしゃいませんか?今からどんな内容でどんなおもしろい話をするのかわかっている方が人は最初から話を聞くものです。犯人を見つける探偵モノで無い限り。なのでまず題名に結論を記載し、こういう結論に至るまでの過程を読んで頂く。それが一番魅力が伝わりやすいブログなのです。
長文を読みたいヒトは中々いません。文章にもメリハリが大事なのです。例えば強調したい所を太字にしたり、色を変えたりするのがベストです。伝えたい項目を箇条書きするのも見やすくていいでしょう。
書くことが無くて、ご飯の写真や旅行の話をブログに書いていたりしていませんか?そういうスタッフさんの人柄がわかるようなプライベートなお話もいいかもしれませんが、お客様はプロの知識やお店のコンセプト「どんなヒトに来て頂きたいか」を知りたいと思います。プロならではの専門知識は、「このサロンに行けば理想の姿になれるんだ」とお客様の来店意識を高めることができます。コンセプトに関してもどんな想いでこのサロンをしているのか、どんな経験を経て施術者になったのか、などを書くとお客様も安心して足を運んでくれることでしょう。
会話をするときも文章を書く時も同じです。起承転結がはっきりしていると相手は読みやすく感じるのです。コピーや特集など短い文章の中でサロンの魅力を最大限に伝えなければなりません。その短い文章の中でも起承転結がしっかりしているとお客様の中に入りやすく、伝わりやすくなります。
最初からブログをしっかり書こうとすると続かなくなる傾向があります。お客様はいつ更新されたブログなのかをしっかり見ています。
あまりにとびとびな更新のブログだと「ここのサロンはずぼらなのかな」と思われがちなので、文章がたとえ短くても更新頻度をあげてお客様にサロンの強みを伝えられるとよいでしょう。
ついつい読みたくなってしまうブログ記事の内容は?
ブログを書くのは意外と時間がかかります。何を書くのかを考えたり、文章を作成したり、大変な事が多いですよね。
ブログを書く際に最も大切な事は、
「誰のためにブログを書くのか、お客様の役に立つブログになっているのか」です。
例えば、私たち営業担当は、このコラムをサロンのオーナー様やスタッフさんのために書きます。サロンのオーナー様やスタッフさんがどんな情報があったら嬉しいのかを考えながら書いています。
特に間違えがちなのが「ブログ=日記」と捉え、プライベートの記事ばかりを投稿してしまうという事です。プライベートの記事は親近感がわきやすく、どんな方が施術してくださるのか?など色々なことが伝わりやすく、それもまたいいことだと思います。 しかしそれだけでは不十分なのです。
そこで「サロンのブログはどんな内容にすればいいのか」についてご紹介いたします。
具体的に言うと、「お客様から受けた質問」をテーマにブログを書く事をおすすめします。なぜならお客様が質問をするということは、お悩みや興味があるからです。他の人も、同じような悩みや興味を持っていると考えられます。
ブログを書くにあたって実行すべきことを紹介します。
毎回お客様に「何か不明点がありますか」と質問できるわけではありません。中には人見知りなお客様やお話をしたくないお客様もいらっしゃいます。そこでお客様が自分のタイミングで質問できるよう「お客様からの質問ノート」を作成しましょう。タイトルには「お客様からの質問ノート」と記載しておきましょう!
・「お客様からの質問ノート」を作る意味
「お客様からの質問」というのは、他のお客様も知りたいと思っている大切な情報です。お客様からの質問を記録しておけば、多くのお客様の潜在的な要望を掘り起こす事ができます。
・お客様ノートのメリット
「お客様ノート」で溜まっていく情報は、サロンにとってかけがえのない財産になります。さらにスタッフ同士で共有する事で、スタッフ間のコミュニケ―ションアップにもつながります。あなたは毎日お客様と接する中で、どんな質問を受けているのでしょうか?
その質問に対するあなたの答えに満足していただけたとき、お客様は笑顔になっているのではないでしょうか。
お客様から受けた質問をテーマに発信する事で、あなたのブログは今よりも格段に「ついつい読みたくなってしまうブログ」に成長できるのではないでしょうか。
最後に、もしプライベートのブログや、スタッフ紹介のブログを書くのであれば、このようなポイントを意識してみてはいかがでしょうか。
あなたがどのような経緯で今の職業についたのかを伝えましょう。例えば、なぜネイリストを目指そうと思ったのか?そのきっかけとなったエピソードを簡潔に伝える事が大切です。体験談を元にストーリーを組むと、応援したくなるプロフィールになります。
このポイントはとても重要になります。
なぜなら、プロフィールにいいことばかり書いてあってもお客様は魅力を感じません。
例えば、あるエステティシャンは、「太っていた自分を変えたいと思い、エステに700万円もの大金をつぎ込みました。しかし結果は思ったようなものではありませんでした。この経験を活かして同じような悩みを持った人達を助けたい!というきっかけでエステのお仕事を始め、今も変わらぬ思いで仕事をしています。」と書いています。
このようなプロフィール紹介をみたら思わず共感してしまうのではないでしょうか? ブログの内容や書き方に困っているかたは是非参考にしてみてください。
ブログは情報発信ありきのメディアで、情報量が多いのが特徴です。
対して、SNSは人と人とを繋ぎ、コミュニケーションを楽しむためのサービスです。ブログは「ストック型メディア」、SNSは「フロー型メディア」という特性の違いがあります。
「ストック型メディア」のブログの重要性についてお話ししたいと思います。
SNSは情報発信スピードとしては、早いですが、入れ替わりが激しい分、前の情報を見返していくには労力がかかります。ブログですと、記事が「ストック」されていくので過去の記事が生き残り、サロン様にとってもその記事が資産になります。ホット ペッパービューティーのブログでは、写真を載せることによりカスタマーへのイメージがつきやすくなります。
例えば、ネイルサロンであれば、今日のお客様ネイルなどで実際の爪に施術した写真を載せる事で、チップだけではイメージ出来ない部分をカバー出来ます。
エステサロンの場合は他ジャンルと比べても一層活用して頂けるかと思います。エステに関しては、フェイシャル一つを取っても美白なのか?毛穴ケアなのか?小顔にしたいのか?など様々なお悩みがございます。ただ、クーポンやサロンのページを見るだけでは分からない部分をブログでUPすることによりカスタマーの来店意欲を上げることが可能になります。
またサロンに行くまでに、ある程度施術内容や、どのような効果があるか!?など理解できていれば安心して来店する事ができますよね。
その他にも、サロンの空き状況などを記載することで、その日予約をしたい!と思ってくれたカスタマーが「あ、この日いける!」と気づいてもらえる可能性もあります。
その記事を書かなければ予約に繋がることはなかったかもしれませんが、空き状況などを記載することで可能性を広げることも出来るかと思います!
また、ブログを見てもらい、記事を読んでもらったが、そのクーポンで予約が入らなかった場合でも、サロンの認知度は上がりますよね。
ここで1点、ブログを書く中で気をつけて頂きたいのが、どれだけの「共感」を得れるか、ということがポイントになります。
ブログを読んでいくうちに「こんな事あるある」「私もこれに当てはまる」など共感を得ることでカスタマーの予約率も上がるかと思います。ただただ記事を書くのではなく、どう表現すればカスタマーに響くのか?どんな記事を載せれば共感してもらえるのか?などを日々考えてUPして頂く事も重要なことかと思います。
最後に
サロン様にとってのメディアの使い方も様々かと思います。 例えば、「ストック型」のメディアで認知度を上げてから、「フロー型」のSNSでお客さまとのコミュニケーションを計っていくのも良いですよね。
色々な方法でカスタマーにアプローチし、来店を促す工夫が必要になってきている時代です。是非、様々なメディア方法を試してみてはいかがでしょうか?
その中でも、ホットペッパービューティーをご利用頂いているサロン様は特にブログ活用を再度見直し、改善してみてもよいかもしれません。
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