美容業界のこれからの集客のキーマンは40代！？

週刊！繁盛店づくり

更新年月日｜2018年5月14日

現在、美容業界を牽引しているのは20代、30代といわれておりますが、厚生労働省の予測によると、記念すべき東京オリンピックがある2020年には日本人の平均年齢は47歳になると言われております。

美容業界で特に、ネイル、まつエク＝若い方が行くというイメージをお持ちの方も少なくはないでしょうか？
実際、ホットペッパービューティーの利用者もエリアによりますが、大方20代、30代の利用者が多くなっております。
しかし、ホットペッパービューティーが誕生して約10数年が経ち、初期の時代からご利用頂いているかたは20代が30代に、30代が40代にと広告の歴史と共に利用者の年齢層も上がっていきます。

現に、サロンにお伺いした際に、30代～40代のお客様が多くなったと耳にすることも増えてきたかと思います。
今後はこの30代～40代、特に平均年齢の近い40代のカスタマーがキーマンになるかと思います。

また、人々に影響の大きい芸能人など40代でも若くてきれいな方が増えてきたと思いませんか？

女性の社会進出もひと昔より断然数も多くなり、社会に出るということで周りからみられる為、自分磨きをされる方が増えてきていると思いませんか？
このような影響も今後大きく美容業界に関わってくるかと思います。

ある調査によると、自分磨きを怠らない40代女性の数が全体の4割、忙しい時間の中でも自分の時間を作る方が8割と、【美】に対する考え方がここ数年で大きく変わりつつあるのかと思います。
子育てや、お仕事、家事など忙しい女性の落ち着ける空間・雰囲気作りが大切になってくるかもしれません。
空間・雰囲気なども非常に大切ですが、サロンの接客態度や言葉使いなども今後は大切になってくるかと思います。

以前、あるサロンに行かれた女性からこんなお話を聞きました。

『この前、○○サロンに行ったんだけど、担当が若いスタッフでため口で話されたり、今はこれがおススメです！って流行を押し付けられて、手が空いているスタッフ同士でベラベラしゃべり声が聞こえてきて不愉快な気分になった』このように、接客態度や言葉使いなどでサロンに対するイメージが格段に変わっていきます。
若い層でももちろん接客態度や言葉使いは大切ですが、どちらかというと『デザイン』『価格』などが重視される傾向にあるため、そこまでかっちりとして接客態度や言葉使いではなくても問題が無い場合もあるかと思います。

しかし、40代50代など層が上がっていくにつれて接客態度や言葉使いは非常に大切になります。
もちろん技術も大切ですが、技術は出来て当たり前と思われている方も少なくないため、よく見られるところは接客態度や言葉遣いかと思います。
ホットペッパービューティーも数年前に大きな改良を加え、幅広い年齢層にご利用頂きやすいように改善をしております。
その努力のかいあって、現在では幅広い年齢層、メンズ層など多くのご利用者がいます。

その時、その時の流行を取り入れることも大切です。

しかし、サロン経営というのは1年、2年で終わるものではないと思います。
誰もが永続的に経営出来るようにしたいと思い、日々努力されているかとも思います。
その中で、生き残るためには目先の利益などもちろん大切ですが、未来をみつめ他サロンよりも一歩二歩先をいくことも必要ではないでしょうか。

これから日本は高齢社会となるため、キーマンとなる40代女性をターゲットにした打ち出しなどを考えていく必要があります。
その中で、ホットペッパービューティーを使いご来店頂くためにはどうすればよいのかを簡単にご紹介したいと思います。
『家事・育児に忙しいママさん応援クーポン』やOLさんなどが多いエリアであればランチタイムなどを狙ったクーポンなどを打ち出してはいかがでしょうか？

そう遠くない未来のお話になりますので、早めの行動を心がけて頂ければと思います。