更新年月日|2019年8月29日
エステには、脱毛や痩身、フェイシャルに加えてブライダルエステを導入しているサロンが多くあります。今回は、エステジャンルの繁忙期と閑散期の時期を活用し、1年間の中でキャンペーンの打ち出し方法などをご紹介いたします。
各美容サロンの繁忙期と閑散期にするべきこと
今回は、エステの中でも4種類の脱毛、痩身、フェイシャル、ブライダルエステに注目してみましょう。4種類の繁忙期はまず、脱毛は5月~8月、痩身は1月、5月~8月、フェイシャルは3月~4月、9月~11月、ブライダルエステは4月~10月(10,11月挙式)・9月~2月(2,3月挙式)となっております。
上記の時期以外は、各ジャンルの閑散期と言えます。では簡潔に何をしなければならないのか。重要なことは、繁忙期に備えるために1,2か月前からキャンペーン内容を決めておくことです。閑散期には繁忙期になるメニューのキャンペーンの打ち出しを行っていくことがポイントです。そうすることで、1年の中で毎月様々なジャンルのキャンペーンを打ち出していくことで常にお店を繁栄させます。
<脱毛>
大手脱毛サロンでは、毎年3月からテレビCMをスタートしている傾向にあります。それは、脱毛への意識を繁忙期の5月より前に持たせるためです。すでに全身脱毛をやったことがある方、全身脱毛を初めてやりたい方と別れる傾向にありますので2タイプに合わせてキャンペーンを作成するといいでしょう。
<痩身>
痩身は露出度が高くなる季節に合わせ需要が高くなってきています。また、年の初めに今年の目標はダイエットと掲げる方もいらっしゃるため、年2回の繁忙期があります。痩身の需要はフェイシャルよりも高いのが特徴です。また、痩身でいらっしゃった方は優先順位の高いボディを終えフェイシャルに移行される傾向にあります。そのため、痩身の入り口はフェイシャルよりも大きく構えておく必要があるでしょう。夏季には美脚や二の腕痩身。年始には、ウエストや全身痩身など人気が高まりやすいメニューを打ち出しましょう。
<フェイシャル>
フェイシャルのカスタマーの来店時期は、紫外線を浴びた後や冬から春や夏から秋の季節の変わり目に来店が多くなる傾向にあります。季節の変わり目で今まで感じなかった肌の変化に気づきご来店されるかたが多く見受けられます。そのため、皮脂が出やすくなる春から夏には水分量を高めるメニュー、残暑にはメラニン生成を軽減させるメニュー、夏から秋の乾燥には保湿やエイジングケアなどのメニューの打ち出しがオススメです。
<ブライダルエステ>
1年間の中で結婚式の多い時期は2月です。その次に気候も安定している10月,11月です。挙式の2~3か月前にはドレスを決め、6か月~4か月前にドレス選びを始める方がブライダルエステの流れです。ブライダルエステの契約金額の平均は約7万円とありますが、実は3~5万円と10~12万円と2種類の花嫁が隠れています。前者は、ドレスが決まった後に見えるところを美しくしたい方。後者は体型などサイズダウンをして理想のドレスを着こなしたい方とわかれており、ドレス選びを始めるころと同時期にエステサロンを探し始める方も多くいらっしゃいます。そのため、前者と後者をターゲットにした初回限定クーポンが人気の傾向にあります。
ホットペッパービューティーでは、エステ内はもちろん、リラクゼーションやネイル、マツエクとその他のジャンルも同料金で同時掲載が可能です。各ジャンルの特性を生かしサロンの1年間キャンペーンスケジュールを作成してはいかがでしょうか。
美容業界に限らず、飲食業界や観光業界などほとんどすべてにおいて、閑散期と繁忙期の2つの時期が存在します。その2つの時期を正確に見極め、それぞれに適した経営の仕方を行っていく必要があります。初めてサロンを経営されるオーナーさまは、いつが繁忙期なのか、なぜ繁忙期になるのか、あまり分からないところがあるのではないでょうか。今回は、それぞれの月の業界の動きとお客さまの動きについてご説明していきます。
年末年始の長期休暇に入るサロンが多くなっています。イベントは成人式くらい。オイルマッサージなどの着脱があるサロンは予約が入りづらくなってしまいます。また、お正月太りなど冬は体型が崩れやすいので、痩身系のメニューが出やすくなります。
3月の年次決算の準備が始まる月です。2月中旬~3月中旬までは確定申告の時期となります。また、結婚式などのイベントが重なる時期であり、引き続き痩身系のメニューが出やすいと考えられます。3、4月から新規を獲得しやすくなるので、2月のうちから準備をしておくとよいでしょう。
年度末。決算や異動の時期で、忙しくなる方が多くなります。卒園式・卒業式向けのメニューが増加します。引越しや就職など、ライフステージの変化が多く、新規集客がしやすい時期です。
企業改正を行うところが多いです。また、旅行前の美に使う駆け込みの方も増えます。母の日に美容のプレゼントをする方もいるでしょう。
ゴールデンウィークの旅行や遊びなどの後なので、お財布の紐は固めです。夏の繁忙期を前にして先手の打ち出しをしてくるサロンが増えます。
閑散期からゆるやかに回復傾向がみられます。サマーインターンに参加する学生が増えるので、その前に美容にお金をかける方もいます。最初の繁忙期がやってくるため、サロンの新店も増える時期です。
夏の一番の繁忙期になり、新規を獲得しやすい時期です。お盆までは好調でしょう。サロンによっては9月まで好調なところも。獲得した新規のお客さまはがっちりつかみ、9月以降の来店を促しましょう。
9月に遅めの夏休みをとる人もいます。7、8月の繁忙期の流れが徐々に落ち着いてくる頃です。上旬の暑い時期はそこまで落ちませんが、下旬の涼しくなる頃に下がり始めます。
決算や異動が多い月。多忙な人が増え、お疲れの方が多いかもしれません。秋の閑散期到来です。少しずつダウントレンドになりますが、ハロウィンはイベントのためにネイルやマツエクをする人が増えます。
求職者・離職者が多く出る時期なので、人手不足のサロンはこの時期に合わせて求人の打ち出しをするのもよいでしょう。また、閑散期本番です。年末に向けてお財布の紐は固くなります。年末の営業に向けて、リピーターに早めに予約を促すとよいでしょう。
確定申告に向けての準備や忘年会、クリスマスパーティーなど、あわただしい時期。ボーナスが入るため、1年間のご褒美もかねて美容にお金をかける人が増えます。ご褒美コースを打ち出すサロンも。12月限定のクーポンを作るサロンが多くなっています。
時期によって流行が打ち出すキャンペーンをしっかりと考え、効率よく集客しましょう!
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